2006年7月15日 NO.6
◎旭川シビックコア地区整備
 シビックコア地区整備制度は、市町村が策定する整備計画をキーとし、官公庁のある一帯とその周辺を含め、民間建築物等と連携して開発・整備を進めるもので、ここ旭川では駅周辺地区整備計画の先行整備地区と位置づけされ、旭川地方合同庁舎(半分は工事中)、障害者福祉センター(愛称;おぴった)、旭川市科学館・サイパルの3施設が立地している。それぞれの施設の建築物を外周道路沿いに設置し、各施設の緑地を中央に集めて大きな緑地を造っていた。

 3施設のうち、障害福祉センター「おぴった」を見学することができた。「おぴった」とはアイヌ語で「みんな」の意味で、障害者、健常者が共に支えあい市民みんなが使う施設としている。一般的な機能回復訓練室や、底が可動式で水深を変えることのできる水浴訓練室(プール)、体育館、音響・映像スタジオなど最新設備が効率よく配置されている。
 施設の運営に当たっているのはほとんどが障害を持った方であり、市内の障害福祉団体全てがここに事務所を置いて、連携体制に問題が生じることはない。

photo-1 旭川市障害福祉センター「おぴった」
photo-2 おぴったから見た科学館 中央に集められた緑地

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