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◎ 山口県視察研修
11月9・10日、自民党に所属する議員団で宇部市、山口市、下関市を訪れた。

・宇部市リサイクルプラザ
 このリサイクルプラザは平成7年に竣工した施設で、今治市と人口規模がほぼ同じの宇部市全域と旧阿知須町からの一般廃棄物処理を行う、最新の焼却灰溶融設備、余熱利用発電設備などを備えている。その他、不用品をリサイクルする市民工房を常設し、リサイクル品の展示販売や各種リサイクルイベントなど積極的に取り組んでいる。

・きららスポーツ交流公園
 国営干拓地(約286ha)払い下げ地の一部約43haを利用した山口県営の公園。平成13年の「山口きらら博」を皮切りとし、今年は国民文化祭のメーン会場になっている。主な施設は、多目的ドーム、天然芝のサッカー・ラグビー場、スポーツ広場(これも天然芝)、海浜スポーツなどができる海浜広場などで、大変立派なものであった。借入金の償還を除く年間の維持経費は約3億2千万円であり、これに対する使用料収入は約7千万円ということであった。今治市の施設整備を計画するに当たっては、分相応の意識が大切であると強く感じた。

photo-1 多目的ドーム「きらら元気ドーム」
photo-2 ドーム内;両翼98mセンター122mの野球場(国民文化祭閉会式の準備中)

・下関あるかぽーと
 今治の内港のようなイメージのこの地区は、水際を木製デッキの遊歩道がめぐり、市立水族館「海響館」、唐戸市場(食事もできる水産市場)などが立地して、修学旅行生などで賑わっていた。関門大橋を背景にした潮流や船舶の往来など、今治にそっくりである。今治港再生プランの参考になる。

photo-3 関門海峡沿の木製デッキ遊歩道
photo-4 あるかぽーと港内 左奥が水族館

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