2007年1月8日 NO.11
◎楢原山登山
 12月24日(日) 年内にどこかもう一山という仲間のリクエストに答えて、季節を考慮し、地元の名峰「楢原山」に登った。鈍川側からは、かなりのところまで車で登れると聞いていたので、あえて水ヶ峠の側から時間をかけてみた。
 はじめは杉の植林帯の急傾斜路できつかったが、落ち葉が堆積し、ふかふかとクッションが効いて気持ちがよかった。8合目くらいで真新しいテレビ放送塔が目に入り、その先には立派な舗装道路が現れ、ちょっとがっかりしてしまった。

photo-1 登山道入り口の鳥居 水ヶ峠トンネル口から10分弱
photo-2 杉植林帯の登山路(下り) 間伐されて木漏れ日がさわやか

 しかし、その先山頂までの200mがすばらしかった。ぶなや杉の大木の下を進んでいく先に、枯れ死してはいるが、とてつもない大きさの「子持ち杉」の古株、ちょっと下には「2代目子持ち杉」、こんな近くでこれほどの木に出会えたことに感激した。後で調べてみると、この「子持ち杉」は、数十年前まで目通り10m、樹高24mで愛媛県最大級の樹であったそうで、緑の葉がついているときに目にしたかったものだ。
 山頂には、1300年の伝統を持つ奈良原神社が祭られている。先に書いたように、楢原山は、かなりのところまで車で登れるので山歩きが苦手な人でも大丈夫。ぜひ一度、訪れていただきたい。

photo-3 「子持ち杉」の古株
photo-4 奈良原神社
photo-5 2代目子持ち杉
photo-6 山頂近くの尾根道

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