20180418 NO.3
◎春の農作業
今年は桜の開花が早かった。桃の花もソメイヨシノと同時期に咲く。以前にも記事にしたが、つぼみが膨らんできたら、これを間引く作業・摘蕾をする。つぼみが急速に膨らみ始めたので、大急ぎで摘蕾作業に取りかかったけれど、一気に咲いてしまって、3年目の若木は満開になってから咲いている花を取り除いていくことになった。

3年目では、本格的に実をつけるにはまだ早い。このため、余分な花をほとんど残さない強い摘花を行った。

photo-11   3年目の若木 満開
photo-12   摘花した後

近年、米の出来がパッとしない。不出来というわけではないが、少しだけ気に喰わない。作付面積が増えてしまった近年は、省力化のために、最初に施せば最後まで効き目がある一発肥料を使っている。それも、田植え機の装備を使って、田植えをしながら植え付けた苗の横に肥料を施すもので、このことがパッとしない原因かもしれないと思っている。もう一つ、稲に必要な微量要素やケイ酸、鉄分などを補給する肥料をしばらくやっていないことも気にかかっている。

このため、今年は、このケイ酸、鉄分肥料を施すことにした。10aあたりの標準施肥量が60sとされるこの肥料を1,000s購入予約したものの、現状ではとても人力散布できる量ではない。そこで思いついたのは、グランドソワーというトラクターの前に装着して肥料散布する機械。安くはないけれど、今後を考えて導入。約1.7haの作業を1日で終えることができた。

photo-13   グランドソワーで肥料散布

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