『6回目の選挙戦を前にして』
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◎6回目の選挙戦を前にして
令和7年2月9日に行われる今治市議会議員選挙を前にして、前回記事で述べたように、「住民が安心して幸せに暮らせる」まちづくりを主眼にして訴えていきたい。
合併前の2000年を基準とした2030年の今治市の人口予測では、約180,000人が約129,000人になるとされていた。現時点での今治市の人口は約148,000人であり、予測と比べて減少の度合いは緩やかになっている。これは、予測をした当時と比べて雇用などが堅調に推移していることによるものと思われる。外国籍住民の増加も想定外である。(現在の外国人住民は4,000人あまり)
合併前の市町村別にみてみると、当時から過疎化が進行していた菊間や島嶼部は想定より人口減少が緩やかになっており、それに対して、住宅団地造成などで人口を維持していた波方、朝倉、玉川が想定を大きく下回るまで減少している。旧今治市と大西の減少率は小さい。
人口減少は想定より緩やかになっているものの、少子化の進行は驚くほどになっている。合併後数年間は1,300人前後で推移していた年間出生数が、令和元年には1,000人を下回り、今や700人を切ってしまっている。今後も減り続けるだろうから、学校の再編など様々な課題が待ち受けている。
少子化は国家を揺るがすような大問題であり、様々な対応がなされてはいるが、その効果が現れるのはいつのことやら想像さえできない。今治市では、生まれてくる数少ない子供たちを地元につなぎ留めておく努力をしなければならないと思っている。
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おんまく樋口四継獅子 二本が回転中 |
おんまく樋口五継獅子 この後回転した |
◎太田市×今治市 姉妹都市交流綱引き大会
11月24日今治市合併20周年記念事業として、太田市×今治市 姉妹都市交流綱引き大会が行われた。この綱引きは太田市のスポレク祭で行われている独自ルールのもので、1チーム35人で綱を引きあう。
初めに女性7人とアンカーマンが綱を持ち、それ以外のものは綱を引く反対のゾーンからピストルの合図とともに自陣の綱まで全力疾走して綱を引きあい勝敗を決定する。綱のところまで早く行ったほうが有利ではあるが、それまでに初めの女性だけの力で勝敗が決まってしまうようなこともある。ユニークで楽しめるものであった。
この日は、太田市からチャンピオンを含む2チーム、今治市から急ごしらえの8チームが出場した。当然のことながら、太田市から参加のチーム同士の決勝戦になってしまった。清水太田市長と20数名の太田市議会議員が応援に駆けつけて有意義な姉妹都市交流を行うことができた。
閉会式の挨拶で徳永今治市長は、来年度にはこの競技の大会を今治市でも行い、今治チャンピオンを太田市に派遣すると宣言してしまった。
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女性が引き合う横を他のメンバーが駆ける |
太田市のチーム同士の決勝戦 |
◎第2回JAおちいまばり 美味しいお米食味鑑定コンクール
昨年に引き続いて行われた米の食味分析鑑定コンクール。「ひめの凛の部」と「全銘柄の部」があり、ひめの凛は出荷者全員に食味データ分析が義務付けられていて自動的に出展される。私は、今年初めてひめの凛を作付けし、出荷したので出展したものと思いきや、出荷時の検査で2等米判定されたので審査の対象外であった。
昨年、自分が作った米の分析データが欲しくて出展した「にこまる」が全銘柄の部で優秀賞を受賞した。今年の「にこまる」は、雨天などで収穫時期が遅れてしまったので、その影響を昨年のデータと比較して確認しようと思いコンクールに出展した。結果として、昨年とそん色ないデータで、なんと、今年も優秀賞を受賞することができた。
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展示されたサンプルとデータ |
審査表 食味スコア+総合審査されている |
◎視察研修
新型コロナ感染症5類移行に伴い、議員の視察研修も通常通り行われるようになった。視察先では、宿泊早朝に軽いジョギングでその地を見て回ることにしている。その際気になった風景や、旅中の写真などを紹介する。
・5月8〜10日 総務委員会 長野県(県庁) 富山県(県庁)
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宿坊が並ぶ善光寺側参道 |
富山城 元日の能登半島地震で被災している |
・7月8〜10日 地域振興特別委員会 宮城県仙台市、塩竈市
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東北一宮 塩釜神社表参道 |
塩釜神社唐門(国指定重要文化財) |
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流鏑馬も行われる馬場 |
塩釜神社から望む松島湾 |
森きょうすけ
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