2006年2月17日 NO.3
◎タオルファクトリーいまばり
 今治市と太田市は、平成14年4月に姉妹都市締結調印を行い、翌平成15年4月に太田・今治姉妹都市交流物産館「タオルファクトリーいまばり」がオープンした。この物産館は、上毛新聞住宅展示場の一角・入り口に位置し、タオル製品の販売や、今治の情報発信を行っている。

 店員の弁によると、我々の感覚では少し高めの商品であっても、リピーターも多く人気を博しているそうで、姉妹都市交流に大きな役割を果たしている。
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 光熱水費以外は無償で提供されているこの物産館であるが、聞くところによると、今治市側の都合でこの8月をもって閉鎖されるらしい。姉妹都市交流を続ける限りこの物産館を運営していくべきであると、現地を視察して感じた。
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◎分庁舎
 この日、清水市長と1時間あまり面談することができた。その中で、特に興味深い2点が、分庁舎と次項のスクールバスであった。

 太田市は、平成17年3月に近隣3町と合併した。その際、旧町役場は今治市の場合と同様に総合支所となり、30人程度削減されたが、7月には、本庁舎の2フロア分の部署を旧3町の庁舎に移転させることによって、旧町役場の賑わいを増すようにしたそうだ。

 こうすることによって、旧3町を吸収したのではなく、市域が広がっただけという感覚を持つことができ、合併がうまく機能しているように感じた。

◎スクールバス
 太田市でもスクールバスを運営している。運転手は、定年退職した人と年俸制で契約し、学校への送り迎え以外は拘束しないよう(学校が休みの日は完全にフリー)にして、あまり経費をかけずに運営ができている。今治市においても検討してみる価値があると思う。

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