2006年4月8日 NO.2
・3月29日(水)

那覇空港から石垣空港へ

◎八重山マルチメディアセンター
マルチメディアランドの実現に向け、マルチメディア産業を担う高度な知識・特殊な技能を持った技術者・クリエーター等の人材育成、次世代のマルチメディア社会を担う児童生徒の情報リテラシ教育等を目的として、沖縄県が5年間限定で設置した施設。旧八重山土木事務所庁舎を改造して開設し、予定されていた5年間は過ぎたが、石垣市の要望で延長開設されているところであった。

 主な施設は、コンピュータグラフィックス関係機5基、マルチメディア関連機(普通のパソコン)12基、3次元映像映写施設1室で、春休みということもあり、子供たちが順番待ちでインターネット利用をしていた。年間を通して月2~5日程度各種パソコン教室が開催されているが、普段は、一人2時間を限度として自由に使っているということであった。

 年間15000人程度の利用があり、その6割が児童生徒で、利用率は高いものの当初の目的は達成されたとして近いうちに閉鎖される予定であるのもうなずける。

◎竹富島
竹富島は、石垣港から定期高速船で10分の距離にあり、周囲約9kmの小さな島。全島、国の景観保存地区になっており、家を建てるときは赤煉瓦屋根が義務付けられるが、昔ながらの沖縄の風景がそのままいきづいて、人口300人余りの島に日平均3000人の観光客が訪れている。

 観光立地を目指す今治市の参考になることを探してみたが、そろりそろりと進む水牛車など、あまりにもゆっくりとした時空はまねのしようがない。

photo-1 民家
photo-2 水牛車

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