2006年7月15日 NO.1
・6月25日(日)
 松山空港から羽田経由稚内空港へ。東北地方はよく晴れていて、男鹿半島、津軽海峡など眺めながら北上するが、北海道西側は海上からの低い雲がたちこめて、雲海の上を進んで行った。その雲海を切り裂いたように突然現れたのが利尻富士。雲海に浮かぶその雄大な姿に感動し、しばし釘付けになった。
 雲をかき分けながら、無事稚内空港へ到着した。この日は、宗谷岬からノシャップ岬にかけての稚内市内の状況を視察したが、観光立地と聞いていたわりには、日曜日というのにほとんど観光客は目に付かなかった。

photo-1 日本最北端の碑 天気がよければサハリンが見える
photo-2 稚内港 中央左が北防波堤ドーム

・6月26日(月)
 早朝より、礼文島行きのフェリーに乗船。船内はツアーの中高年客でいっぱい。九州や、関西方面からの客が多い。話を聞いてみると、地方から新千歳空港に着き、それからずっとバスで走りづめで、稚内は寝るだけ。利尻・礼文で宿泊・観光し、帰りは旭川で動物園によるのが定番のコースだそうで、稚内市内の観光客が少ない理由が理解できた。

 乗船から1時間あまりたったころ、今度は海上に浮かぶ利尻富士。またまた雄大な姿を見せてくれた。礼文島は霧(雲)の中で、港に着くと肌寒かった。

photo-3 海上の利尻富士
photo-4 礼文島香深港に接岸するフェリー

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