20100403 NO.3
◎定例議会
・平成21年度関係議案
 今議会の初日3月8日には、補正予算9件、条例1件、その他議案5件が審議、採決された。
 平成21年度一般会計補正予算では、経済対策として国から交付される臨時交付金8億26百万円を財源とする、さまざまな施設の維持修繕、改修工事費12億34百万円が計上されている。
 条例は、平成22年度から部や課の編成を新しくする、行政組織条例の一部改正。その他議案には、伯方地区の造船振興埋立て工事が完成したので、それを造船会社に売り渡す財産処分議案が2件含まれている。
photo-1  伯方地区造船振興埋立地(村上秀造船)

・平成22年度関係議案
 平成22年度一般会計予算などの予算19件、住民票などの交付手数料を200円から300円に改定する手数料条例改正など条例19件、新都市第2地区に新町名を設ける議案などその他議案10件は、同じく初日に上程され、3月18日、19日、23日に、それぞれ付託された委員会で審議され、最終日3月26日に採決された。
 また、議員発議により、「選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書の提出について」が上程され、同じく委員会審議を経て原案可決された。
これらに加えて、最終日には教育委員の任命、人権擁護委員の推薦、固定資産評価委員の選任の3議案が追加提出、審議、採決された。

・質疑、一般質問
 3月12日、15日、16日に行われた質疑・質問の発言者は、三日間で7名であった。特に、12日は1名が質問しただけで、短時間で終わってしまった。
 私は、15日に、今治市男女共同参画計画について質問した。質問当時は、今後10年間の計画策定の最終段階であり、間違った方向に向きかけていることの修正を求めたものである。男女間の性差を認めない計画はおかしい。目指すべき男女共同参画社会は、男女がそれぞれの違いを認めあい、それぞれの特性を活かして役割分担し、互いに補い合うような社会であると思っている。男女のそれぞれの特性は、言い換えれば、男らしさ、女らしさであり、そのことを大切にする教育が必要であるはずだが、具体策が何もない。

・賛成討論
 「選択的夫婦別姓のための民法改正に反対する意見書の提出について」の発議に反対する意見を共産党の山本議員が述べたことに対して、私は意見書の提出に賛同する討論を行った。私の賛成討論全文はこちら
 共産党以外の、夫婦別姓を推し進めようとする政党に属する議員にも、熟慮を求めたつもりであるが、伝わったであろうか?

・新都市開発整備事業
 市内の学校法人からオファーがあり、公募するために第2地区体験学習施設用地の一部を土地開発公社から買い戻す予算が計上された。5月には公募されて約14,000uの売却先が決まる。
photo-2  売却が見込める体験学習施設用地
photo-3  しまなみヒルズ側から望む


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